花になりたい雑記帳

櫂三和妄想・雑感・ネタ・覚え書など。完成作品、オフ情報などは pixivで 

記事一覧

オフライン情報ほか


現在、オフライン活動の予定はありません

既刊の通販はこちら
https://hananina.booth.pm/


連絡ツール↓なにかあればこちらから
連絡帳
(昔作ったお題箱の再利用です)

  • 2025年02月28日(金)09時02分

いったんキリをつけよう

Twitterに上げようと思って、昔描いたのを手直ししてたのですが、帯に短したすきに長し、どうもまとまらないのでもう、このへんでいったん手放します。櫂くん視点に統一した版です。
誰にも待たれてないのに作品を上げる蛮勇がほしい。

************************************
「いつから俺の事を好きだった?」
隣で寝ている三和の耳元でささやいてみる。
三和は目を閉じたまま、寝返りを打って毛布にもぐる。聞こえているなと思ったので、毛布からはみ出した三和の髪を指で弄りながら、待つ。
やがて毛布の中から、くぐもった声が
「なんでそんなこと聞きてぇの…」
「知りたいからだ」
三和はもぞもぞと毛布の中から顔を出して、ため息混じりに
「とりあえず、目覚ましになんか飲みたい。甘いヤツ」

週末ごとに泊まりに来るようになってから、部屋に三和の私物が増えた。その中のひとつ、三和専用のマグカップにミルクたっぷり砂糖たっぷりのミルクティーを淹れてやる。 
くしゃくしゃ頭のままベッドのふちにちょこんと腰掛けて、三和はカップを受け取った。
櫂の方は自分のカップを手に、三和の顔が見えるように向かい合って床に座る。
起き抜けに何をしているのだろうと自分で思わなくもなかったが、三和はなかなか自分の思いを口にしないので、たまに問い詰めてでも言わせたくなるのだ。
ミルクティーをちびちび飲みながら、口を開く三和。
「んじゃあ話すぞ、なんつっかさ…オレらが感動の再会をはたした高一の頃な……
 あー、まあ、その頃、……カノジョ、いたんだよオレ」
ガフッ。
息を飲んだはずみに紅茶が気管に入り、櫂は盛大にむせた。
は? 何と言った…?彼女……彼女!?!?三和に!?!?!?!? 
どう言うことだ?
と言いたくても言葉にならず、体を折り曲げてひたすら咳き込む。
「櫂!? 大丈夫か? わりぃ、そこまで驚くと思わなかったから」
謝りながら、三和がタオルを取ってきてあてがってくれる。
さらにかいがいしく、咳き込んだはずみに床に飛び散った飲み物をティッシュで抑えながら、
「雑巾あったっけ?」
とまた立ち上がろうとするのを、櫂は手首を掴んで引き留めた。
まだ話は終わってない。と言いたくても咳が収まるまで言葉を発せず、片手で三和をつかまえ、片手は口元をタオルで押さえながら、必死に目で訴える。
どうやら三和には通じたらしい、床に座り直すと
「あー続きな。えーっと、だからさ、高校入ってからオレってば櫂を追いかけ回してたじゃん? それでカノジョ放ってたもんでキレられて、ふられたっていうか、そんな感じ」
「ど…くらい付き合っ…ゴッ、ケホゴホッ」
「まだ喋るなって。そうだな、中学の卒業式前に告られて、5月にはもう別れてたと思うから、2ヶ月くらい?
その子に言われたんだよな『その櫂って人は三和くんの何なの?』って」
少し困ったような笑みを浮かべて
「何なのって言われて、ほんと何なんだろうなあって、
 そっからだんだん、自分の気持ちに気がついたってワケ」
ようやく咳が止まり、呼吸が落ち着いてきたが、まだ喉の奥がヒリヒリ痛い。
「自分がこんなに嫉妬深いとは知らなかった」
うつむいて櫂がつぶやくと、三和が少し意外そうに目を見開いて、安心させようと思ったのか
「でもオレ、今この話をするまで、その子のことすっかり忘れてたんだぜ。我ながら薄情だなと思うよ」
「……」
それでもまだ櫂が黙り込んでいると、三和は身を起こして膝立ちになり、自由な方の腕を櫂の首に回して自分の胸に抱きかかえるようにして、
「他のヤツを好きになったりしねぇよ。安心しろ、俺はもう櫂のモンだからさ」
櫂が顔を上げる。ずっと握りしめていた手首を離して、両腕を背中に回して抱き寄せると、三和はそのまま櫂の腕の中に収まった。
そもそも、三和から甘い告白を引き出したいという期待から始まった朝の騒動だったが、結果は期待以上で。
「これはこれで心臓に悪いな…」
思わず独りごちると
「お前が言わせたんじゃん」
表情は見えないが、三和の耳が赤くなって頬も熱いのがわかる。その熱が心地よく、心臓の鼓動が落ち着くまで、もう少しこのままでいたい。

  • 2021年10月28日(木)23時05分

言霊の力を信じて

今日中にSS仕上げてツイにアップするぞ!

いまSSって言わないのかしらね。見かけないしね。1分で読めるような短いやつはなんで言うのだろ。(自分の文を小説と称するのはおこがましくてとても抵抗がある)

追記
アップはできなかったけど、ファイルを開いて作業はしたので、一定の効果はあった…と。
短いのに、途中で櫂くん視点から三和くん視点に変わるので、初めから三和くん視点に統一しようとしたのですが、三和くん視点だと三和くんの可愛さが十分に描写できないという問題に気付いて、またやり直しに。楽しいなあ。

  • 2021年10月18日(月)12時55分

やる気と体力

あのやる気はどこに行ったのだろう。すみません。
自分の生産力の低さは、仕事と家事だけで疲れてすぐ寝てしまうせいもあると思い、時々やってたウォーキングを毎日にして負荷も少し上げたところ、疲労が半端なく生産力どころかほとんど何もできなくなってます。
しかし、ここを乗り越えればもうちょっと体力がつくと信じて続けたい。体力つけよう、と思い立ったのも櫂三和のためですし。

  • 2021年10月11日(月)06時04分

脳内再放送

櫂くんに、愛情を注ぐ対象ができたら、ものすごく溺愛するんじゃないかと思っています。それはそれはひたむきに。

などなど、櫂三和のことをいろいろ考えて楽しんでいる日々です。まあだいたい前にも一度以上考えたことの脳内再放送みたいなものですけど、感じ方や考えが変わった部分もあり、変わらない部分もあり。

pixivにあげて未完になってる小説の、続きを書きたい。別れさせたままになっていることを心苦しく思いながら、「義務感で二次創作はできん!」と開き直って年月をすごしてきましたが、突然の櫂三和パワーの流入で、やるなら今しか。
再読してみたら、だいぶ変更したいところが出てきたので、つらつら考えています。

  • 2021年10月03日(日)21時29分

櫂三和後夜祭

アップロードファイル 389-1.pngアップロードファイル 389-2.png

昨夜twitterに上げたまんがです。

webにあげるなら、もっと画面の密度を低くしないと見づらいのですが、描くだけで精一杯で、そこまでコントロールできてません。

追記
本当は、櫂三和が月をみながらいい感じになる漫画を描きたかったのですが、まとまらず元々話の枕だった部分を4コマにしました。
メイト編でアイチが封印されてた聖域って月にあったんじゃなかったでしたっけ? というのを思い出して、
月を見て思い出すのはむしろ辛い事では?
いやでも三和くんは忘れたままなのか?
等々もやもやして月下の告白はなし、になったのでした。
しかし、テレ東サイトの各話あらすじにもWikipediaにも月とは書いてないですね。聖域としか。あれ?自分の記憶は全然信用できないし、どうなんだっけ?

  • 2021年09月29日(水)07時40分

自分用メモ

アップロードファイル 388-1.jpg

三和くんの顔比率

  • 2021年09月26日(日)21時38分

そうだった

ネタは浮かんだので行ける、と思ったのに着地点が決まらずまだ一コマも描けてないです。(ネームは描き散らかしてる)
ああ、自分ってこうだったわ…て今頃思い出してます。
場面から思いついて、とりあえずそれを転がして見るだけで、テーマも何もないから、起承承…で転結がない。

4期後のデレ櫂くん、と思ってメイト編の記憶を辿るが見事に忘れてますね。DVDも掘り出せてない。配信の画面キャプが、19話(三和くんジャッジメント)でピタッと止まってて、この正直者め〜。

  • 2021年09月24日(金)12時20分

とりあえず

サポートが終わっているらしい公式web拍手ははずしました。いただいたメッセージは保存したいなあ…どうやったらいいのか、また方法を探さなくちゃ。

櫂三和オンリーの後夜祭を、勝手に、やらせてもらおうかなみたいなことになってます。何か描きます。

こんなとこ更新しても誰も見てないし、そんな暇があれば絵を描けという感じですが、ここで気持ちをはき出したり、進捗を書き付けると、精神安定や考えをまとめるのに役立つのです。

  • 2021年09月18日(土)13時52分

10年越しの

先日の櫂三和オンリーイベント(本当にありがとうございます主催様)のおかげで、また息を吹き返しました。まだ仮死状態だったみたいです。どうも。

このサイトも畳む元気もなくてそのままになってたんですが、とりあえず良かったかな。更新の仕方も忘れてましたが、Pwも全部パソコンが覚えてくれてて便利ですね。

人様の櫂三和新作を見る・読めるだけで、こんなに元気になれるとは。最近話題の「同人女の感情」という漫画を読みましたけど、あれわかるなあという感じで。一人で作品や推しキャラと向き合ってるだけでは生まれてこないパワーがもらえます。ジャンルの力っていうのか、みんなで作る集団妄想の世界、楽しいよねやっぱり。

オンリーのおかげで、久しぶりにメッセージのやり取りした方が、「三和くんが何故あんなに櫂くんが好きなのかがいまだにわからない」と仰って、衝撃を受けました。沢山の素晴らしい櫂三和本を出されている、私にとってはいわゆるジャンルの神のような方でもそうなのか…と。
その言葉がきっかけでぐるぐる考えてましたが、そこの所は自分にとってもブラックボックスかもしれない。三和くんが櫂くんを好きなことは自明であるけど、なぜなんでしょうね…、なぜそこまでできる? それが分からないから、私たちは10年越しにああだこうだと補完しようとするのを止められないのかもしれない。あの三和くんの献身が報われてしかるべきじゃないかと、思うのを止められない。

  • 2021年09月14日(火)06時13分
Web Diary